はじめに
ケアーズ(CARES)について
血液製剤によるHIV感染問題が大きくなってきた1990年代初めに、「大阪ヘモフィリア友の会」と「HIVと人権・情報センター」の有志が集まり、「HIV合同対策委員会」を立ち上げました。この対策委員会の愛称を「ケアーズ(CARES)」として活動が始まりました。
電話相談や事務所設置など、活動の幅が広がっていき、1992年10月に任意団体HIV-NGOとしてケアーズ(CARES)を設立することになりました。当時は「血液製剤によってHIV感染した患者・家族」の支援団体として、主に関西を中心に電話相談・面談、情報の収集と発信、ケアサポート、HIV訴訟支援などの活動を行なっていました。
1996年にHIV訴訟が和解を迎え、新しい抗HIV薬が登場し、医療体制が整備され、やがてコメディカルの専門職種が活躍するようになっていきました。ケアーズ(CARES)の役割・機能も変化し、現在は、電話相談と情報発信を活動のメインとし、血友病患者・家族全体(遺族、患者の姉妹、保因者を含む)を対象としています。近畿2府4県の各地区患者会活動の支援・協力も行なっています。
機関紙『CARES』について
現在ケアーズ(CARES)はホームページを持っていません。したがって情報発信のツールとして機関紙『CARES』を年2-3回発行していますが、全く電子化されずに印刷された紙媒体しかありませんでした。
このたび特定非営利活動法人ネットワーク医療と人権のホームページをお借りし、これまで発行してきた機関紙『CARES』のバックナンバーの一部を掲載することにしました。医療講演会の開催報告等を中心に掲載しています。
2018年2月 ケアーズ事務局
機関紙『CARES』バックナンバー
(※以下は再構築中です)
ご注意
こちらに掲載した情報は、機関紙発行当時の情報です。一部古い情報となっていることもあります。ご了承の上、閲覧くださいますようお願いします。
※各号より医療講演会開催報告等を中心に掲載しています。
※表紙の画像をクリックすると拡大表示されます。
No.86(2017年11月)
◇大阪友の会・ケアーズ 2017年度総会 医療講演会開催報告
●「新規血友病治療薬の特徴」
講師:兵庫医科大学病院血液内科 日笠 聡 医師
No.85(2017年 6月)
◇日本血液製剤機構(JB)千歳工場見学ツアー報告
No.84(2017年 1月)新年特集号
◇夏合宿2016報告 その2
●「女性と血友病」
講師:大阪医療センター 西田 恭治 医師
●「女の子のための勉強会」
ファシリテータ:大阪医療センター 西田 恭治 医師
No.83(2016年10月)
◇夏合宿2016報告
●「WFH世界大会で見た世界」
大阪ヘモフィリア友の会 役員 早川 祐哉
●「自己注射の意義とその実際」
和歌山医科大学附属病院 小児科 辻本 弘 医師
◇世界血友病連盟(WFH)2016世界大会参加報告
ネットワーク医療と人権 花井 十伍 氏
No.82(2016年 8月)
◇兵庫友の会 神戸市難病連医療相談会 報告
●「C型肝炎最新治療と医療費助成」
兵庫医科大学 超音波センター・肝胆膵内科 西村 貴士 医師
◇夏合宿2016開催概要報告と参加者の感想
No.81(2015年12月)
◇兵庫友の会 医療相談会報告
●「兵庫医科大学病院のソーシャルワーカー(社会福祉士)の役割と
血友病患者への支援について」
兵庫医科大学病院 医療社会福祉部社会福祉士 木村 亜紀子 氏
◇大阪友の会 医療講演会報告
●「血友病性肘関節症の予防と治療」
独立行政法人 地域医療機能推進機構(JCHO)大阪病院
整形外科 部長 島田 幸造 医師
No.80(2015年 7月)
◇医療講演会報告
●「保因者健診のすすめ」
国立病院機構 大阪医療センター 感染症内科 医長 西田 恭治 医師
No.79(2015年 5月)
◇兵庫友の会 神戸市難病連医療相談会 報告
●「血友病患者に関わって日頃から考えていること」
兵庫医科大学病院 小児科 牛尾 里美 看護師
No.78(2014年10月)
◇兵庫友の会 兵庫県難病団体連絡協議会医療講演・相談会 議事録
●「血友病に関する最近の話題」
兵庫医科大学病院血液内科 助教 澤田 暁宏 医師
No.77(2014年 5月)
◇兵庫友の会 神戸市難病連神戸市医療相談会 議事録
●「自己注射を安全に実施するために」
兵庫医科大学病院臨床検査技術部 藤井 誠治 氏