活動について | ネットワーク医療と人権 (MARS)

活動について

「薬害エイズ」被害者活動支援・相談事業

 大阪HIV訴訟原告団の活動を支援するとともに、国からの事業「遺族等相談事業」を受託し、電話や訪問による相談活動を行なう他、各地での交流会・相談会を開催します。

薬害再発防止のための活動・社会啓発

1)調査研究 → 詳しくは調査報告書のページへ

  • 2001年-2010年:
    輸入血液製剤によるHIV感染問題調査研究委員会(委員長 養老孟司氏、以下、養老研)を社会学研究者らと立ち上げ、主に血友病医療現場のインタビュー調査を実施しました。その成果を最終報告書「医師と患者のライフストーリー」としてまとめました。
  • 2011年-:
    養老研最終報告書を発行した後は、社会学研究者らが文部科学省研究費補助金をもとに、調査対象者の範囲を広げ、日本赤十字社関係者、看護師、製薬企業関係者らに対するインタビュー調査研究を実施しました。
  • 2013年-:
    「薬害教育」に関わる問題群を取り上げ、専門教育や生涯教育に資するための研究を進めてきました。

2)各種講演・研修等への講師派遣

 医療系大学生や、医療者向けの各種講演会や研修会へ講師を派遣します。

シンポジウム・フォーラム等の開催・協力

  • 医療や福祉、人権に関わる問題点・生きづらさ・矛盾などを当事者的視点から市民に問題提起することを目指しています。
  • 他団体が主催するイベントで、主催団体の依頼に基づき開催趣旨に賛同できる場合は、後援・協賛等の団体として協力していきます。

血友病患者ネットワーク支援

  • HIV感染・非感染を問わず、血友病患者・家族、遺族を対象とした事業を積極的に進めていきます。
  • 各地区の血友病患者会と協力しながら、医療等相談会を企画し、患者会活動の活性化に寄与していきます。

情報発信

  • 機関紙MARSニュースレターの発行や、ホームページなどを通して、私たちの活動を紹介していきます。
  • これまで集められた各種資料の目録やデータベースを作成し、事務所来訪者向けの「薬害ライブラリ(仮称)」を整備しています。ビデオアーカイブ・新聞スクラップ・書籍・冊子類等のライブラリ閲覧環境を構築しています。

各種訴訟支援、他団体との協力など

  • 全国薬害被害者団体連絡協議会(薬被連)の活動に協力するとともに、各種薬害訴訟原告団の活動を支援していきます。
  • 人権問題やHIVに関わる活動をしている他団体の活動に協力していきます。